配当株で時間を節約!?配当株投資を基本から徹底解説
サムネテンプレ (21) (1)
2026.1.18 シリーズ記事
サムネテンプレ (21) (1)

長期投資には高配当株!高配当株への投資で時間を節約!

読了時間 5 分

この記事のレベル
難易度 1
マニア度 2
重要度 5

配当株について調べていると、他の配当株に比べて倍以上の配当利回りの銘柄を見ることがあるでしょう。

そのような株は高配当株と呼ばれており、NISAを始めたい方に注目されている株の一つです。

株式投資に多くの時間を割くことはできないものの、堅実に利益を増やしていきたい…そんなあなたへおすすめの選択肢が、今回紹介する高配当株です。

高配当株は利回りが高く、財務面や業績面でも安定した企業が多いため、比較的リスクを抑えつつ利益を狙うことができます。

今回は、そんな高配当株の魅力について掘り下げていきます。

この記事を読み終えると、『高配当株とは何か』『どんなメリットがあるか』を理解し、あなたがNISAで高配当株を選ぶべきかどうか判断できるようになります。

1.高配当株とは

先ほども述べたとおり、高配当株とは配当利回りの高い株のことを指します。

例えば、1株1000円の株に対して年間50円の配当がある場合、その配当利回りは5%となります。

配当利回りが高いほど、保有しているだけで得られる利益が大きいということです。

では、どのような企業が高配当株と呼ばれているのでしょうか。

代表的な例としてはNTTや日本たばこ産業(JT)、ゆうちょ銀行などが挙げられます。

Image
                                    (Yahooファイナンスを参考に作成、配当利回りは会社予想)

これらの企業に共通するのは、業績の安定性と財務の健全性です。

配当は企業が株主に利益の一部を還元するものです。

つまり、業績や財務が安定している企業ほど、安定した利益を確保できるため、その利益から多くを配当として支払うことができます。

その結果、他の企業と比べて配当利回りが高くなるのです。

2.高配当株の魅力

2-1.長期投資での安定感

高配当株の魅力は何といっても安定感です。

日々の株価の変動に一喜一憂せずとも、保有し続けるだけで配当金を着実に受け取ることができます。

特に、退職後の生活費の補填や長期的な資産運用を考える方にとっては、定期的な収入源となる点で非常に相性が良い投資手法といえます。

実際に、長期的にインカムゲインを重視する投資家の中には、高配当株を中心にポートフォリオを組んでいる人も少なくありません。

2-2.株価下落のヘッジ効果

高配当株は、株価下落リスクを抑える手段の一つにもなります。

配当による安定的な収益があるため、たとえ株価が下落したとしても、トータルリターンを確保しやすく、結果として損失を抑える効果があります。

例えば、1000円で購入した株価が1年後に970円に下落したとします。

この時、一株あたり30円、つまり3%下落していることになります。

しかし、一株あたりの配当額が50円(配当利回り5%)の株であれば、トータルリターンは一株当たり+20円、つまり+2%になります。

このように、たとえ株価が下落しても、トータルリターンをプラスに保つことで安定して資産を築くことができます。

また、配当利回りの高さ自体が株価の下支え要因となる場合もあります。

株価が下落すると、配当利回りが上昇するからです。

例えば、1株あたりの配当額が20円、株価が1,000円の銘柄を考えてみましょう。

このときの配当利回りは 20 ÷ 1000 × 100 = 2% ですが、株価が 800円 に下落すると、配当利回りは 20 ÷ 800 × 100 = 2.5% に上昇します。

このように利回りが高くなる局面では、長期的にインカムゲインを重視する投資家が買いを入れる傾向があります。

その結果、高配当株はこのような買い支えが入りやすく、株価が大きく下落しにくいという特徴があります。

特に、業績や財務基盤が安定した企業の高配当株は、景気後退局面でも値動きが比較的緩やかで、安定資産としての役割を果たします。

このように、高配当株は下落局面に強い防御的な投資対象として、有力な選択肢の一つとなります。

2-3.複利効果を狙おう!

高配当株投資では、受け取った配当金を再び同じ銘柄や他の高配当株に再投資することで、複利効果を得ることができます。

複利とは、得られた利益を元本に加えて再投資し、利益が利益を生む仕組みのことです。

時間の経過とともに配当金の再投資によって保有株数が増え、将来の配当額も拡大していきます。

以下は元本100円、年利5%で運用したときの資産の推移です。

複利効果によって、単利(元本のみに利回りがつく)よりも速いスピードで資産を増やすことができます。

Image

特に安定して配当を出し続ける企業への長期投資では、この複利の効果が顕著に現れ、着実に資産を形成することが可能です。

短期的な値上がり益を狙う投資とは異なり、複利を活かした高配当株投資は長期的な資産形成を支える堅実な戦略といえます。

3.まとめ

今回は高配当株とその魅力について解説しました。

安定性、株価下落リスクの軽減、複利効果など、高配当株には多くの魅力があることが分かりました。

一方で配当株への投資をする際に注意しておきたいこともあります。

次回は配当株投資で気を付けておきたい3つのリスクについて解説していきます。

理解度チェッククイズ

Q.下の選択肢のうち、正しいものをどれ?

  • A.高配当株は短期間で利益を得たい投資家に向いている。
  • B.配当利回りが1.5%を超えると、高配当株とされるのが一般的である。
  • C.高配当の銘柄は、一般的に成熟企業であることが多い。
  • D.高配当株のメリットは、配当利回りが変動しない点である。

正解!

不正解...

正解はC.高配当の銘柄は、一般的に成熟企業であることが多い。です。

高配当株は、一般的に業績が安定した成熟企業に多く見られます。<br /> 成長余地が小さい分、利益の一部を配当として株主に還元しているのが特徴です。<br /> 今回紹介したJT(日本たばこ産業)も、その代表的な例といえるでしょう。

問題に戻る

カテゴリー:

関連シリーズ記事