配当と優待とは?2つの違いを分かりやすく解説!
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株式投資を始めたいけれど、日常的にチャートを確認したり、頻繁に売買を行ったりする余裕がないという方も多いのではないでしょうか。
また実際に株式投資を始めてみると、損をしていないか気になって、一日に何度も証券口座を確認してしまう人もいることでしょう。
投資というと、「安く買って高く売る」、つまり株を買った価格と売った価格の差で利益を得るイメージが一般的かもしれません。
しかし実際には、株を売却することなく、保有しているだけで着実に利益を得る方法も存在します。
それが、配当や株主優待を目的とした株式投資です。
配当株への投資であれば、株価の上昇や下落に一喜一憂することなく、安定的に利益を得ることが可能です。
投資で得られる利益は、大きく分けて2種類あります。
それが、キャピタルゲインとインカムゲインです。
「投資」と聞いて多くの方が思い浮かべるのは、おそらくキャピタルゲインのほうでしょう。
買ったときと売ったときの株価の差額で得られる利益をキャピタルゲインと呼びます。
一方インカムゲインは株を保有すること得られる利益を指します。
つまり、キャピタルゲインとの違いは、株を保有してしまえば、その後の株価がどのように動こうと関係なく利益を得られる点です。
インカムゲインの代表的なものが、今回紹介する配当と株主優待です。
このように、配当が「お金を直接受け取る」ものであるのに対し、優待は「モノやサービスを受け取る」ものと言えるでしょう。

まず、配当がどこから来ているのかを見ていきましょう。
企業は日々、商品やサービスを提供することで売上を得ています。
そして、その売上から販売費や人件費などのコストを差し引いたものが、企業の利益となります。
この利益のうち、今後の事業拡大や投資のために社内に留保される部分もありますが、一部は株主に還元されることがあります。
この株主に分配されるお金こそが、配当です。
通常、配当は年に1回から2回支払われるのが一般的ですが、企業によっては四半期ごとに分配する場合もあり、配当の回数や時期は企業ごとに異なります。
一方、「株主優待」は、企業が自社の株式を一定数以上保有している株主に対して、自社商品やサービス、あるいは金券などをプレゼントする制度です。
日常生活で使える優待を目的に株を購入する個人投資家も多くいます。

ただし、配当や優待には注意すべき点もあります。
配当や優待は企業が任意で実施しているものであり、将来も必ず継続されるとは限りません。
当然ながら、業績が悪化すれば配当が減額されたり、支払われなくなったりすることもあります。
また、優待制度そのものが廃止される可能性もあります。
そのため、配当や優待を目的とした投資を行う際は、企業の業績や今後の見通しをしっかりと確認し、その企業が今後も安定して配当や優待を出し続けられるかどうかを見極めることが重要です。
今回は、インカムゲインとキャピタルゲインの違い、そしてインカムゲインの中でも代表的な配当と株主優待についてご紹介しました。
配当と優待の違いは、「お金を受け取るか」それとも「商品やサービス・金券などを受け取るか」という点でしたね。
次回は、そんな配当を考える上で欠かせない配当利回りについて、詳しく解説していきます。
Q.下の選択肢のうち、正しいものはどれ?
正解!
不正解...
正解はD. 配当はインカムゲインにあたるです。
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配当は、インカムゲイン(保有していることで得られる利益)に分類されます。一方、株を購入したときの価格と、売却したときの価格との差によって得られる利益をキャピタルゲインと呼びます。