迷わない資産運用:ETFと投資信託をやさしく体系的に理解する
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ETFと投信はどう買う?買い方の違いをやさしく整理

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投資を始めるとETFと投資信託がよく比較されますが、実は買い方の違いが投資体験を大きく変えます。同じ指数に連動する商品でも、買い方が違うだけで使いやすさや向き不向きがガラッと変わる ことがあるからです。

第2回では中身の違い(価格・コスト・分配金)を扱いましたが、今回はもっと実践的な話。 つまり 実際にどう買うのか? がテーマです。

この記事を読めば、ETFと投信の買うときに何が違うのか?がわかり、 自分に合った投資スタイルを選びやすくなります。

1.なぜ「買い方の違い」が投資判断に影響するのか?

ETFと投資信託は中身の仕組みが似ているのに、買い方は大きく違います。

  • 取引のタイミングが違う
  • 注文方法が違う
  • 最低購入金額や手間が違う

これらは実際の投資行動に直結するため、どちらが向いているかを決めるうえで非常に重要です。
たとえば、

  • 値動きを見ながら買いたい人はETF
  • コツコツ積み立てたい人は投資信託

など、買い方を理解すると自分のスタイルが自然と見えてきます

この記事ではその判断材料になる買い方の違いをやさしく整理していきます。

2. ETFの買い方の特徴

ETFの買い方は株とほぼ同じで、図のようにいくつかのステップを確認しながら進めていきます。初めてETFを買う人でも、この流れを押さえておけば迷うことはありません。

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1.取引所でリアルタイム売買するしくみ

ETFは株式市場に上場しているため、証券取引所で売買します。市場が開いている時間ならいつでも売買でき、価格は常に動いている。

つまり、購入価格がその場で確定する仕組みです。

2.注文方法は株と同じ(成行・指値など)

ETFは株と同じ注文方法が使えます。

  • 成行注文:すぐ買う
  • 指値注文:この値段なら買いたい

価格をコントロールしながら投資できるのが魅力です。

3.売買単位・取引時間

  • 売買単位は1口(数万円〜) ※自分が買いたいETFの「何口から買えるか」を事前に確認しておくと購入金額を計算しやすくなります。
  • 取引時間は株式市場と同じ(9:00〜15:00)

● 価格がリアルタイムで動くメリット

① 自分の納得できるタイミングで買える

ETFは市場で取引されるため、株価チャートを見ながら自分のタイミングで購入ができます

投資信託のように翌日の基準価額になるという不確定さがないため、価格をコントロールしながら投資したい人には非常に便利です。

② 短期売買・機動的な運用がしやすい

価格が常に動いているということは、

  • 含み益が出たらすぐ売る
  • 思ったより値下がりしたからいったん売る
  • 市場が荒れているので様子見したい

など、思い立ったその瞬間に行動ができます。

投資信託のように「売却したいのに約定は翌日」というタイムラグがないため、特に相場を見ながら運用したい人には大きな自由度があります。

■ 投資信託の買い方はとてもシンプル——図を見ると特徴が一目でわかる

投資信託の買い方はETFと比べると圧倒的にシンプルです。

下の図は手順を並べていますがここから投資信託という商品の特徴もよく見えてきます。

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◎金融機関を選ぶだけではじめられる

図の最初のステップは金融機関を選ぶです。

投資信託は証券会社だけでなく銀行やネットバンクでも買えるため、始め方の自由度が非常に高い のが特徴です。

また、商品ラインナップも多く、S&P500、全世界株式、バランス型など目的に応じてファンドを選びやすいのが大きな魅力です。

◎一括投資か積立投資を選ぶ=買い方の自由度が高く続けやすい

図の4つ目にある一括投資・積立投資の選択です。
投資信託の大きな強みがここです。

  • 100円からの積立
  • 毎日・毎週・毎月の自動購入
  • ボーナス時だけ増額設定

など、投資信託はほったらかしで投資を続けられる仕組みが整っているため、長期投資が非常にやりやすいというメリットがあります。

ETFではここまで柔軟に積立設定はできません。(ETFは1口○万円~)

◎最後に購入するだけ=複雑な操作がほとんどない

分配金の受取方法の選択(第2回に詳しく書いてあるので是非ご覧ください!)が出来たらETFは「指値・成行」などの注文方式を選んだり、売買タイミングを見計らったりする必要がありますが、投資信託ではその必要がなく、図の最後にある「購入・発注」ボタンを押せば完了。

あとは設定した積立が勝手に動くため、初心者でも迷わず続けられる設計になっています。

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■ 買い方の違いは投資スタイルの違いにつながる

ETFと投資信託はどちらも同じ指数に投資できる商品ですが、「買い方」が異なることで 向いている投資スタイルも変わってきます

つまり、どちらが正しいという話ではなく、自分の性格や投資の進め方に合うほうを選ぶことが大切です。ここでは買い方の違いから生まれるスタイルの違いを整理してみましょう。

◎ETFは「自分で動きたい人」に向いている

ETFはリアルタイムで価格が動き、成行・指値などの注文操作もできるため、投資の主導権を自分で握りたいタイプに適しています。
たとえば…

  • 値動きをチェックしながら買いたい
  • 買うタイミングを自分で決めたい
  • 相場の状況を見ながら短期・中期で売買することも考えている

こういう人はETFのほうが使いやすいでしょう。

ETFは柔軟で自由度が高い一方、タイミングの判断が求められるため、ある程度投資を自分でコントロールしたい人と相性が良い商品です。

◎投資信託は「コツコツ積み上げたい人」に向いている

一方で、投資信託は価格が1日1回決まるだけで買い方も金額指定できます
さらに自動積立までできるため、投資の手間を最小限にしたい人 に向いています。
具体的には…

  • コツコツ積み立てて長期で資産を育てたい
  • 売買タイミングを気にしたくない
  • できるだけラクに投資を続けたい
  • 放置しても投資が進む仕組みがほしい

こうした長期・積立型のスタイルと非常に相性が良いのが投資信託です。

特に初心者の多くは投資判断やタイミングに迷いやすいため、投資信託のほうがストレスなく継続できるケースが多く見られます。

5. まとめ

ETFと投資信託は中身が似ていても「買い方」が違うだけで投資体験は大きく変わります。

リアルタイムで自由に動きたいならETF、コツコツ積み上げたいなら投資信託など、自分の性格や投資スタイルに合わせて選ぶことが大切です。

次回の第4回ではさらに一歩進んで目的別にどちらを選ぶべきかをより深く整理します。

積立重視、コスト重視、分配金重視など、あなたの目的に最適な選び方を分かりやすくまとめるので、ぜひ続けてご覧ください。

理解度チェッククイズ

Q.ETFと投資信託の「買い方」に関する違いとして正しいものはどれか。

  • A.ETFは1日1回の基準価額で売買される
  • B.投資信託は株と同じようにリアルタイムで価格が変わる
  • C.ETFは指値注文や成行注文ができる
  • D.投資信託は証券取引所を通じて売買する

正解!

不正解...

正解はC.ETFは指値注文や成行注文ができるです。

ETFは株式と同じように証券取引所で売買されるため、指値注文や成行注文など、価格やタイミングを指定した注文方法を使うことができます。これがETF特有の買い方です。<br /> <br /> 一方、投資信託は1日1回決まる基準価額で取引が成立する仕組みのため、リアルタイムで価格が変動するわけではありません。注文しても実際の買付価格が確定するのは後になるため、株のような注文方法は利用できません。<br /> <br /> Aは投資信託の特徴でETFには当てはまらず、BはETFの特徴を誤って投信側に当てはめています。またDは投資信託の仕組みと異なり、投信は証券会社などの販売窓口を通じて購入するため誤りです。

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