【戦略の次は商品選び 】初心者でも迷わない!良い投資信託の見分け方
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前回は、資産を「守り(コア)」と「攻め(サテライト)」に分ける戦略について学びました。
戦略が決まったら、いよいよ具体的な商品選びのステップです!
今回は、商品選びの際に「絶対に外せない3つのチェックポイント」を丁寧に解説します。
投資信託のリターン(手元に残る利益)を大きく左右するのがコストです。
特に何十年も続ける長期投資においては、わずか0.1%のコストの差が、最終的に数万円〜数十万円もの差になって返ってきます。
確認すべきコストは主に以下の3つです!

まず最も重要なのが、信託報酬です。
これは投資信託を持っている間、毎日差し引かれ続ける管理費のようなものです。
信託報酬についての詳しい解説は下の記事に書いてあるのでチェックしてみてください!
長期投資では、この保有コストが安ければ安いほど有利になります。

特にインデックスファンドを選ぶ際は、中身が同じなら少しでも安いものを選ぶのが鉄則ですので、必ず業界最低水準の商品を選ぶようにしましょう。
次に確認するのが、ファンドを買う時に窓口へ支払う購入時手数料です。
実は最近の優良なファンドは、この手数料がかからないノーロードと呼ばれる商品が主流になっています。
手数料を払うと、その分だけ最初からマイナススタートになってしまうため、必ず手数料無料(ノーロード)の商品であることを確認してください。
最後に、ファンドを解約(売却)して現金にする時にかかる信託財産留保額です。
これは、誰かが急に解約することでファンドの運用が乱れるのを防ぐためのいわゆるペナルティのような費用ですが、最近の人気ファンドでは解約コストがかからないものが増えています。
念のため、ここも無料であるか、かかってもごく少額かを確認しておくと安心です。
コストが安くても、人気がなくてすぐに潰れてしまうようなファンドでは困ります。
そのファンドが多くの投資家に支持され、安定して運用されているかを測る健康診断のような指標があります。それが純資産総額と運用実績です。
純資産総額とは、そのファンドに組み入れられている資産の時価総額です。
この金額が大きいほど、多くの人から信頼されて買われている証拠です。
選ぶ目安としては、100億円以上あり、かつ総額の推移グラフを見た時に金額が右肩上がりに増え続けているファンドが理想的です。
逆に、純資産総額が少なすぎる(あるいは減り続けている)ファンドは、運用が立ち行かなくなり、途中で強制終了してしまう繰上償還のリスクがあるため、避けたほうが無難です。
また、そのファンドが生まれてから、どれくらいの期間運用を続けてきたかも大切です。
できたばかりのファンドより、最低でも3年〜5年以上の実績があるファンドの方が安心感があります。
長い期間、様々な市場の荒波を乗り越えて運用を続けてきたという事実は、そのファンドへの大きな信頼につながります。
最後に、表面的なスペックだけでなく、実際の運用の中身を確認するポイントを紹介します。
これはインデックス・アクティブ問わず重要な視点です。
多くの投資信託には、運用の目標となる基準(ベンチマーク)が設けられています。

実は投資信託にかかるコストは、1章でチェックした3つのコストだけではありません!
実際の運用では、株式の売買委託手数料や、海外資産の保管費用など、事前のパンフレット(目論見書)には記載されない費用が発生します。これを隠れコストと呼びます。
正確なコストを知るには、年1回発行される運用報告書に記載された総経費率(または1万口当たりの費用明細)を確認する必要があります。
「信託報酬などの事前に確認していたコストは安かったが、実質コストは高かった」という事態を避けるためにも、同じ投資対象であれば、過去の実績から総経費率が安定しているファンドを選ぶのが近道です。

少し難しかったかもしれませんが、商品選びで迷ったら、以下の3点を満たしているか確認してみてください。
これらを満たすファンドを選べば、大きな失敗を避けることができます。
投資信託についてここまで解説してきましたが、いかがでしたか?
皆さんが投資に挑戦する第一歩を踏み出す一助となれると嬉しいです!
今後の別シリーズもお楽しみに!
Q1.長期の積立投資を行う際、ファンドの総リターンに対して最も大きな影響を与え、最も低く抑えるべきコストは次のうちどれですか?
正解!
不正解...
正解はC. 信託報酬(運用コスト)です。
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Q2.ファンドを評価する際、最低限、どの程度の期間の運用実績があることが望ましいとされていますか?(運用実績を鑑みるのは、過去の様々な景気サイクルを経験しているかを確認するためです。)
正解!
不正解...
正解はC. 3年〜5年以上です。
投資の成果は短期的に評価すべきではありません。最低3年〜5年以上の実績があれば、その間に経験した景気拡大期や後退期など、様々な市場環境でのファンドの対応力や安定性を評価しやすくなります。
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信託報酬は、ファンドを保有している限り毎日発生し続けるコストです。特に長期の積立投資では、このわずかな差が複利効果によって最終的な利益に最も大きく影響するため、最重要チェック項目となります。