【初心者必見】投資信託のしくみから選び方まで徹底解説
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【投資信託の基本】インデックス型とアクティブ型の違いとは?メリット・デメリットを解説

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投資信託を選ぶ上で、絶対に避けて通れない最も重要な選択があります。 それは、「インデックス型」にするか「アクティブ型」にするか、という運用スタイルの決定です。

この2つの違いを理解していないと、知らず知らずのうちに高いコストを払ったり、思わぬリスクを負ったりすることになりかねません。

今回は、投資の成果を大きく左右するこの運用スタイルの違いについて徹底解説します。

1. インデックス型(パッシブ運用)

インデックス型投資信託は、特定の市場指数(インデックス)と同じ値動きを目指して運用される投資信託(ファンド)です。

特定の市場指数(インデックス)とは、市場全体の動きを示す指標であり、具体的には日本の「日経平均株価」や「TOPIX」、米国の「S&P 500」などがこれに当たります。

この運用では、ファンドマネージャーが独自の判断で銘柄を選定するのではなく、市場指数に組み込まれている銘柄を、その構成比率通りに機械的に購入します。

※指数については下のシリーズ記事で詳しく解説しているので、気になった方はチェックしてください!

インデックス型では、銘柄の選定や詳しい市場分析の手間がかからないため、信託報酬が圧倒的に安いという大きなメリットがあります。

一方、目指すリターンはあくまでも市場平均であるため、その市場平均を大きく上回ることはありません。市場が成長すれば、それに連動して堅実にリターンを得ることはできます。

このためインデックス型は、低コストで手軽に市場全体の恩恵を受けたい初心者や、長期の積立投資を行う投資家にとって最も適した選択肢とされます!

📍インデックス型のポイント

☑️インデックス(市場指数)と同じ値動きを目指して運用

☑️信託報酬が安い

☑️低コストで手軽に恩恵を受けたい初心者/長期の積立投資向け

2. アクティブ型(アクティブ運用)

アクティブ型投資信託は、特定の市場指数(インデックス)を上回るリターンを目指して運用されるファンドです。

この運用では、ファンドマネージャーが独自の専門的な調査や分析に基づき、将来的に成長が見込めると判断した銘柄を選定し、積極的な売買を行います。

アクティブ型は、専門的な分析や積極的な売買判断に人件費やシステム費用がかかるため、インデックス型と比べて信託報酬が高いというデメリットがあります。

高いコストを払う代わりに、市場平均を上回るリターンを狙える可能性がある一方で、銘柄選定の失敗や運用判断のミスにより、市場平均を下回るリスクも負うことになります。

📍アクティブ型のポイント

☑️インデックス(市場指数)を上回るリターンを目指す

☑️信託報酬が高い

☑️ハイリスクハイリターン

3. インデックス型とアクティブ型の比較

ここまでインデックス型とアクティブ型についてそれぞれどのようなものか解説してきました。

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インデックス型とアクティブ型のどちらを選ぶかは、あなたが投資に何を期待するかと、コストをどれだけ気にするかで決まります。

インデックス型が大切にするのは、「市場全体に勝とうとするのは難しい」という考えです。特定の優秀な銘柄を選んで勝とうとするのではなく、市場全体の成長に期待します。

特定のファンドマネジャーに高いお金を払って託しても、長い目で見ると、多くのファンドマネジャーは市場平均(インデックス)に勝てていません。それなら、安い費用で確実に市場の成長を受け取る方が得策だ、と考えます。

個別の銘柄の動きではなく、市場全体の変動をケアすればよいため、運用の手間が少なくて済むのが利点です。

一方、アクティブ型が大切にするのは、「優秀なファンドマネージャーなら、市場全体よりも良い成績を出せる」という期待です。

優秀なファンドマネジャーに運用を任せるには、高い信託報酬というコストを払う必要があります。

運が良ければ大きなリターンを得られますが、ファンドマネジャーの力量が悪ければ、平均以下のリターンしか得られず、高いコストだけを払うことになります…!

アクティブ型を選ぶ際は、「高いコストを払ってでも、このファンドマネジャーに賭けたいと思える材料があるか?」という過去の実績と、ファンドマネジャーの投資戦略に、あなた自身が納得できるかどうかをよく考えましょう。

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最終的にどちらを選ぶにしても、「コスト(信託報酬)」を考慮しておくのは非常に大切です。 投資信託では、運用額のうちの一定割合が自動的にコストとして引かれます。

特に長期間(10年、20年)投資を続けると、このわずかなコストの差が、利益の「増え方」に大きな差を生みます。

アクティブ型はとにかくハイリスクハイリターンなので、あまりリスクを取れないのであれば、インデックス型にしておくのが安全でしょう。

今回は、インデックス型とアクティブ型について解説しました。

次回は、投資信託の資産別/地域別分類について解説します。

投資信託の種類についてより理解が深められると思いますので、お楽しみに!

理解度チェッククイズ

Q1.「市場の指標(例:S&P500、TOPIXなど)と同じような値動きを目指す」という運用目的を持つのは、どの投資信託ですか?

  • A. アクティブ型
  • B. インデックス型
  • C. コモディティ型
  • D. 債券型

正解!

不正解...

正解はB. インデックス型です。

インデックス型(パッシブ運用)は、特定の市場指標(インデックス)への連動を目指します。アクティブ型は、この市場指標を上回る超過リターンを目指します。

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Q2.アクティブ型投資信託の具体的な特徴として、適切なものはどれですか?

  • A. 運用を機械的に行い、どの市場環境でも常に安定した利益を保証する。
  • B. 独自の企業調査に基づき、将来的に大きく成長しそうなテーマや銘柄に集中投資する。
  • C. 株価指数が下落した際に、その分だけ基準価額が自動的に上昇するように設計されている。
  • D. 投資家の代わりに分配金の再投資手続きを自動的に行う。

正解!

不正解...

正解はB. 独自の企業調査に基づき、将来的に大きく成長しそうなテーマや銘柄に集中投資する。です。

アクティブ型の最大の役割は、ファンドマネージャーの判断やリサーチ力によって、市場がまだ気づいていない価値や、成長テーマを発掘することです。

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