株価チャートのイロハを基礎から徹底解説!
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ニュースで『株価が上昇』とか『チャートが右肩上がり』なんて聞くと、何となく“株価は好調なんだろう”と思う方がほとんどだと思います。
しかし、日々の株価の動きを、「ただの数字」として受け取って終わりにしていませんか?
ただの上下のみで株価をとらえる状態から卒業できるよう、このシリーズでは「そもそも株価チャートってなんで見なきゃいけないの?」「チャートの情報をどうやって活かせばいいの?」といった疑問にお答えしていきます。
シリーズ第1回である今回では、「株価チャートとは何か」、「なぜチャートを見ることが大事なのか」といった基礎中の基礎から理解を固めていきましょう。
ここでは、そもそもチャートの見方がよくわからないという方に、株価チャートの基礎的な読み方を解説していきます。
1-1. 今と過去の値動きを把握できる!
まず、株価チャートとは、企業の株価が過去から今にかけての値動きを示したグラフのことです。
株式市場に上場している銘柄にはすべて株価チャートが存在します。
ある企業の株価が、昨日から今日にかけてどう動いたのか、あるいは1年前と比べて今はどう変わっているのか、といった情報を一目で確認できるのがチャートです。
1-2. 縦は株価、横は時間
ここでは株価チャートを見る上での前提を確実におさえていきましょう。
これは2025年1月2日から同年9月12日までの一年間の三菱地所の株価チャートです。

株価チャートを見るときにまず目に入るのが、グラフの横軸と縦軸です。
横軸は「時間」を表しており、どの日、どの時間の株価なのかを示します。
縦軸は「株価」を示しており、その企業の株が現在いくらで取引されているかがわかります。
1-3. 出来高はその銘柄の注目度!
次に注目すべきは出来高(できだか)です。
これは、ある期間内にどれだけの株が売買されたかを示す指標です。
通常はチャートの下の方に棒グラフのような形で表示されます。
横軸は株価と同じように時間の推移を表しており、縦軸はある特定の時間で取引された株式の数を表しています。
ある企業の株価がある日に急に上がったとします。
そのときに出来高も増えていれば、「多くの投資家がその株を売買しており、注目度が高い」ということがわかります。
逆に株価が大きく動いていても出来高が少ないときは、「注目度は高くなく、一時的な要因で動いている可能性が高い」と見ることができます。
株価チャートは、単に株価の値動きの推移を示したもの、というだけではありません。
そこには投資家の思惑、つまり「買いたい」「売りたい」という思いが反映されています。
例えば、株価がじわじわと上がっているときは、業績やニュースに対して市場が好感を持っている場合が多いです。
一方で、粉飾決算や不祥事、業績悪化などが明らかになった場合、株価は下落します。
そのような動きは、その出来事を受けて投資家たちの心理が動いた結果であることを意識すると、より深い分析が可能になります。
チャートを読み解く力がつけば、「なぜこの株は上がっているのだろうか?」「今売った方がいいのだろうか?」といった判断にも役立ちます。
今回は、株価チャートの見方と株価チャートから何を読み取れるのか解説しました。
見方を知らないと、チャートは単なる過去の記録に見えるかもしれません。
しかし、実際には現状を把握し、今後どのように動いていくかを予測するためのヒントになります。
もちろん未来を完璧に予測することはできませんが、過去の動きから傾向を読み取り、未来に向けた対策を立てることは可能です。
次回は、値動きをより細かく知るために大切なローソク足について解説していきます。
Q.下の選択肢のうち、正しいものはどれ?
正解!
不正解...
正解はD.株価チャートを見ることで、現在の株価が過去と比べて上昇傾向にあるかどうかを判断できる。です。
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株価チャートを確認することで、その銘柄の株価が過去から現在にかけてどのように推移してきたかが分かります。過去の値動きと比較したり、直近のトレンド(上昇・下降・横ばい)を把握したりすることで、今後の株価動向をある程度予想する手がかりになります。