指数で分かる!株式市場の全体像とアメリカ指数の重要性
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「ニュースで“日経平均が上昇”って聞くけど、結局それって自分の投資とどういう関係があるの?」
そんな疑問、投資初心者なら誰でも一度は感じたことがあるはずです。
実は、指数は市場全体の“今”を映し出しているのです。
どの分野が強いのか、投資家たちがどんな動きをしているのか、経済がどちらにに向かっているのか。
指数から得られる情報を使うことで今後の投資の方針を決定することができます。
この記事では、「株価指数って、結局何がわかるの?」という疑問に、わかりやすく答えていきます。
まず大前提として、株価指数というのは市場全体の“平均点”のようなものです。
たとえば、日経平均株価は日本を代表する225社の株価から算出されたもので、日本の株式市場のざっくりした元気度を表していると考えるとわかりやすいです。
より具体的にいうと、日経平均が上がっているということは、日本の代表的な企業の株価が全体的に上がっているということを示しています。
逆に日経平均が下がっているという場合は、多くの企業の株価が下がっていることを意味します。
つまり、「今、株を買うべきかどうかの判断材料」にもなりますし、「経済が好調なのかどうかの目安」にもなるわけです。
株価指数には様々な種類がありますが、指数によって「どのエリア」や「どんな企業」に注目しているかが違います。
ここでよく耳にする代表的な指数を見てみましょう。
まず「ニューヨークダウ」は、アメリカのコカ・コーラ、マクドナルド、アップルなど、30社の代表的な企業で構成されており、アメリカの老舗企業が元気かどうかをチェックするのに向いています。
一方、ナスダックは、グーグル(アルファベット)やアマゾン、メタ(旧Facebook)など、IT・テック系の企業が多く含まれています。
そのため、ハイテク株の動きや投資家のリスク志向を知るには最適な指数です。
たとえば、ナスダックが上がっていてニューヨークダウが横ばいだと、テクノロジー系の銘柄が好調であることが分かります。
逆にダウが好調でナスダックが弱いとなると、「保守的な投資にお金が流れてるのかもしれない」といった判断ができます。

「日経平均とTOPIXだけ確認しておけば十分では?」と考える方もいるかもしれません。
しかし結論から言うと、株式投資をする上で、日本の指数だけでなくアメリカの指数も併せて確認することは非常に大きな意味を持ちます。
多くの世界的な企業が上場しているアメリカの株式市場は、世界で最も大きい市場であり、世界各国の市場に大きな影響を与えています。
例えば、私たちが日常的に使っているスマートフォンやYouTube、ExcelやWordなどの商品・サービスは、すべてアメリカ企業が提供しているものです。
当然、これらの企業の業績や今後の予想が指数に反映されるため、アメリカの指数は日本の指数の動きにも影響を与えています。
例えば、アメリカの指数が上昇すると、日本の指数も同じように上昇することが多くあります。
逆に、アメリカの指数が下落した場合には、日本の指数も下落する傾向にあるのです。
下の指数は2020年9月から2025年9月までの5年間のニューヨークダウ(上)と日経平均(下)の値動きを表しています。
2つの指数は完全に同じ動きをするわけではありませんが、俯瞰してみたときに似たような動き方をしていることが分かります。

アメリカの指数の動きからいち早く市場の兆候を読み取ることで、日本の指数の動きもある程度予測できるようになります。
指数は、各国の市場の全体像を把握しながら株式投資する際にとても便利です。
また、日本を含む各国の株式市場が、アメリカ市場の動向に左右されることがあるため、アメリカの指数を確認することも欠かせません。
次回は、実際に指数を株式投資にどのように活かしていけばよいのか、いくつかの実践例を挙げながら解説していきます。
Q.下の選択肢のうち、正しいものはどれ?
正解!
不正解...
正解はC.指数を確認することで、その国の株式市場の全体像を把握することができる。です。
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指数には多くの銘柄が組み込まれているため、指数を確認することでその市場のおおよその動きを理解することができます。<br /> ただし、それぞれの指数には構成銘柄数や特徴に違いがあるので、注意が必要です。