株価と時価総額、指数の算出方法を基本から徹底解説!
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ニュースで「株価」「時価総額」と聞いたことはある。
ただ、それらが一体何を指しているのか分からないという方も少なくないのではないでしょうか。
株価や時価総額を理解することは、株式投資をする上で必ず確認しなければならない企業の規模を知るうえで非常に大切です。
また、「指数ってどうやって計算されているのか」と素朴に疑問に感じられた方もいることでしょう。
今回の記事では、株価と時価総額の基本を押さえ、指数の算出方法を解説し、皆さんの疑問に答えていきます。
まず今回の記事の本題に入る前に、2つの概念を理解すると、指数の算出方法をスムーズに理解できます。
それは株価と時価総額です。
この二つは株式投資をする上での基本中の基本であるため、その用語の意味と違いをマスターしていきましょう。
まず、株価は企業の株式一つ当たりの価格のことを指します。
株の売買による値動きは、この株価を通して反映されています。
次の画像は、UNIQLOやGUなどのアパレルブランドを展開するファーストリテイリングの過去5年間の株価の動きです。

次に、時価総額です。
株式会社は事業を行うために、大量の株式を発行し、様々な金融機関や投資家に買ってもらうことでお金を集めています。
時価総額とはズバリ、株価に発行済みの株式数を掛けたものであり、その企業の大きさ(価値)を表しています。
式で表すと、
時価総額=株価×発行済み株式数 となるわけです。
ここで、ファーストリテイリングの時価総額を株価と発行済み株式数をもとに計算してみましょう。
ファーストリテイリングの2024年8月29日の始値は46520円で、発行済み株式数は318,220,968株でした。
これを紹介した式を使って時価総額を計算すると、
46520 ( 円 ) × 318,220,968 ( 株 )= 14,803,639,431,360 (約14兆)円
となります。
このように時価総額はその企業の規模を測ったものであり、投資をする際にとても重要な判断材料の一つになります。
次に指数の算出方法について説明します。
日本の代表的な指数には日経平均とTOPIXがありました。
この二つの指数は構成銘柄数が異なりますが、実は算出方法も違うんです。
日経平均株価は、株価の平均から指数を算出しているため、株価の高い企業の銘柄の値動きに左右されやすいという傾向があります。
日経平均の構成銘柄のうち株価の高い、つまり日経平均への影響力の大きい企業にはファーストリテイリングや東京エレクトロン、ソフトバンクグループなどが挙げられます。
一方で、TOPIXは、時価総額つまり企業の規模が重みとして指数に反映されているため、大型株の値動きに影響されやすいという特徴があります。
つまり、TOPIXはトヨタ自動車やソニーなど時価総額の高い銘柄の値動きが大きく反映される傾向にあります。
今回の記事では、株価と時価総額、指数の基本的な算出方法について解説しました。
株価と時価総額の関係性や算出方法から生じる違いを理解した上で、今後の株式投資に向き合っていただければ幸いです。
次回は、指数を確認することのメリットを具体的な事例とともに紹介していきます。
Q.下の選択肢のうち、正しいものはどれ?
正解!
不正解...
正解はC.TOPIXは時価総額の大きい銘柄の値動きに影響を受けやすい。です。
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TOPIXの場合、株価ではなく時価総額(企業の大きさ)に基づいて計算されているため、時価総額の大きな企業の値動きに影響されやすい傾向にあります。